
伊藤忠商事(※1)は、米国の航空機内装メーカーCUI社(※2)と航空機の内装品(厨房、クローゼット、機内の仕切版など)の販売で資本・業務提携することになった。
業務提携の概要
今回の提携により、伊藤忠は、CUI社の発行済み株式の19.0%を取得する。
今回の業務提携では、伊藤忠は、グローバルネットワークを活かして、CUI社が製造する中型航空機向けの厨房設備を、海外の航空会社に販売していく。
CUI社の概要
CUI社は、中堅規模の航空機内装メーカーで、主に中型旅客機向け事業を展開している。同社は、航空機内装品を世界の50社の航空会社に供給しているが、特に米国のサウスウエスト航空のボーイング737-700型航空機向けに厨房設備を独占的に提供していることで知られる。
なんとジャムコはシェアの50%を持っている!
一方、伊藤忠商事は航空機内装品、整備事業を展開するジャムコ(※3)を関連会社に持つなど、民間航空会社向けの、航空機内装品事業に力を入れている。
ジャムコという社名をご存じないという方もいらっしゃると思うが、ジャムコは、航空機内装品の中でもラバトリー(トイレ・洗面所)の分野では世界のシェアの半分を持っている有力企業だ。
今回の業務提携の背景は?
伊藤忠は、2007年9月に、ジャムコの株式を買い増し、その関係を強化しているが、これは、中国を中心とするアジア地域の航空機市場の拡大を見込んだ展開だ。
今回の業務提携も、そういった市場の動向に対応し、航空機内装の分野でのさらなる事業の拡大を目指すものだ。
※1は「伊藤忠商事株式会社」の略である。
※2は「Composites Unlimited Inc.」の略である。
※3は「株式会社ジャムコ」の略である。
伊藤忠商事株式会社ホームページComposites Unlimited Inc.ホームページ伊藤忠商事株式会社2010年5月17日付ニュースリリース